BTSの歌を初めて聴いたのは、Steve Aokiの「Waste It On Me」です。その歌声が放つ「多彩さ」に驚きました。文字通りカラフルな歌声。
音が輪郭を描き、歌声は色を乗せていくイメージが浮かびます。僕はそこに「鮮やかなグラデーション」を感じました。色と色はときに混ざりながら、移り変わって、やがて一枚の絵が完成します。
Steve Aokiの生み出すサウンドがBTSの歌声を引き立たせます。ラップも含めて全体的にきれいにまとめられた歌声を包むように、美しいエレクトロニック・サウンドが響きます。圧倒的な音の束を叩きつけるのではなく、ゆるやかに変化しながら聴き手に浸透していく音です。
スティーブ・アオキ。最近気になり始めてます。