スポーツマン (2019 Remastering)
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Haruomi Hosono スポーツマン (2019 Remastering) for Ihatov_1416

YMOで細野晴臣は望まずに裏方に回って、高橋幸宏と坂本龍一をフォローするだけの側にまわってしまった。結果、YMOの代表作は坂本龍一と高橋幸宏の作曲が多い。当時の坂本龍一は尖った千のナイフである。付き人、解雇し、運転手に暴行まがい、夜な夜な女をだきまくる性欲の化身。そんなセックス教授のフォローもしていたはずだ。
YMOで細野晴臣がやりたかったこと、これが今作「フィルハーモニー 」ではないかと思っている。参加ミュージシャンも坂本龍一、高橋幸宏、松武秀樹などYMOである。ただソロ作なので奇人とお洒落が口を出さない。それが大事。

Haruomi Hosono スポーツマン (2019 Remastering) for gyabo

結論:オリンピックは面白いし、非日常だし、感動する
これがコロナ禍じゃなかったらその辺のクラブやバーで選手たちと異国間交流ができたのかなあと思えば、せっかくのチャンスを逃して悔やまれるような気もする。
でも、無観客のだからこそ成せるバーチャル感というか、すぐそばで起きてる非日常を画面越しに体感する不思議さがあって、街で専用車を見かけると、近いけど遠いところでオリンピックやってんだなあ、と。

これはただの個人的な感想なんだけど、陸上の決勝戦のシュッと引き締まった女子選手のプロポーションを見て、自分のだらしない身体に辟易とした。
“I'll be a sports man”(願望)です。

Haruomi Hosono スポーツマン (2019 Remastering) for ezeroms

自国開催のオリンピックが始まった。人権問題で紛糾した開会式から一夜明け、早くも日本人の金メダリストが生まれている。世間話をすれば、このトピックを避けることはできない。僕はこの手の話題の方向性が苦手なので少し困ってしまう。例えるなら「母校の功績を話題に出された感じ」だろうか。世の中には、母校から東大進学者が出たり、母校が甲子園や箱根駅伝に出ると、それを我が事として喜び、誇り、充実感を得ることのできる人がいる。僕にその感性はないので、あまり関心のない態度になるのだが、それを以て「母校への愛がない」と断罪されることには納得がいかない。僕にとっての愛や関心の矛先はもっと別のところにあるだけなのに。

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