衝撃度はこの前後作の方が上だが、気持ちよく聴けることも考慮すると本作も負けず劣らずの傑作で、今聴いてもそう思う(もう10年前の作品!)。スペイシーな音像がもたらす静寂あるいは瞑想的な感覚と、強烈なビートが不思議とうるさくなく同居している。この曲を含め豪華シンガー陣がフィーチャーされているが、あくまでflying lotusの音がメインなのが作品に一貫性をもたらしている。ジャンル分け不能な音を直接脳髄にぶちこんでくる快感は、そうそう風化することはないだろう。
衝撃度はこの前後作の方が上だが、気持ちよく聴けることも考慮すると本作も負けず劣らずの傑作で、今聴いてもそう思う(もう10年前の作品!)。スペイシーな音像がもたらす静寂あるいは瞑想的な感覚と、強烈なビートが不思議とうるさくなく同居している。この曲を含め豪華シンガー陣がフィーチャーされているが、あくまでflying lotusの音がメインなのが作品に一貫性をもたらしている。ジャンル分け不能な音を直接脳髄にぶちこんでくる快感は、そうそう風化することはないだろう。