シューゲイザーのくるりが帰ってきた。
最近はスカ入れてラッパに重きを背負わせていたからねぇ。
最初のギターリフからもう水の中ぶくぶく感。
低音がしっかり深海を支えてて、太平洋で遭難した小さな船を安全な場所までさりげなく送り届けてくれるようなサウンドでした。
一応歌詞も一貫してるけど、くるりの歌詞はいつも悲しき大きな獣が、退屈な日常に不意に訪れた偶然を少ない語彙力で綴ってるような語呂合わせだよなぁ。
この曲はすごい不思議で、過去に起きてしまったことへの後悔・ないものねだりをしてもがく現在・泣き腫らした後みたいな微かな希望が同居してるのがすごい