さよポニ行脚中。22年作の9枚目。
タイトル"夜の出来事"の通り、夜をテーマにした曲が多く、カラフルさは少し抑えて全体的にメロウな仕上がり。自然に聴いてましたが、意外と新境地かも。
近作からは、それぞれのソングライターとボーカルの棲み分けがはっきりしている感じがします。個性の確立や適材が進んだ結果ですが、すっきりし過ぎて寂しいと感じる時もあります。5人のコーラスがもう少し聴けると嬉しいです。
1曲挙げるとしたら、トラックメーカーとしての324Pの魅力が久々に味わえるこの曲です。声や音の抜き差しがファンキーながら、いい具合に気の抜けるユーモラスなところが好きです。吐息の活用も効果的。