9月に観に行ったtricotロンドン公演のラストナンバー。家に帰って、聴き直していたら、思っていた以上にしっくり来てしまった。自分のものにはならない人への諦めのような曲に見えて、最後の歌詞が「あたしの一生をあげる」で終わることが本当に良い。直近の失恋で気づいたことと同じだった。自分を破滅させる勢いで好きな人に全てを捧げてしまう自分がいる。自分勝手に全てを捧げるくせに、相手の全てが欲しくなってしまう。まさに不健康。先日、友人と結婚観の話をしていて「紙切れ一枚で相手の身も心も縛れる結婚は、最高で最低」と話したことを思い出した。安野モヨコの『ハッピーマニア』にもあったな。愛に飢えてるの?