ロンドン出張最後の深夜、月明かりが射す真っ暗な部屋で聴いて胸がいっぱいになった
街はすっからかんになって、この世界は自分だけのものだと感じたのと裏腹に、もう見返すこともないと思うと見慣れたはずの景色がどれも愛しく見えて、それが感傷故なのか美しさ故なのか泣きそうになった
5年前に留学中の恋人に会いにパリへ行った帰り、バイバイするのが嫌すぎて2人で子どもみたいにわんわん泣いたのを思い出した
窓の隙間から入ってくる秋風と鈴虫の鳴き声が世界から包み隠してくれてるような魔法みたいな夜だった
The 1975もその子が教えてくれた
ちなみにその子は帰国して1年後にばっちり浮気したから全然別れた⭐︎