映画「花束みたいな恋をした」を観て、真っ先に思い浮かんだ曲はこの曲だった。「あ〜絹ちゃん聴いてそう〜」みたいな。何よりそれぐらいあの2人が身近な人物に感じてしまって色々な意味で怖い映画だった。知らないうちにするすると心に潜り込んできて受け入れてしまうみたいな。作品を観てるはずなのにいつの間にか友達の話を聴いていたような。サブカル男女の「性欲が皆無そうなのにちゃんとやることやってる」あたりもそのまんまで何か笑ってしまった。
あの2人がとっても好きなのは何者でもないところ。だからこそ身近に感じたのかな。街を歩けば、映画館に行けば、古着屋に行けば、そんな風にどこかですれ違うような気がしてならない。