Zazen Boysの12年ぶりの新作が出ます。明日休みなのでフラゲ(死語?)しにタワレコ行きます。気分を高めるために4枚目(08年作)を聴きます。
ギラついた音は今も全く錆びておらず、間合いに入ったら最期、音の迫力が心臓を鷲掴みにして離しません。最近は聴けば聴くほどにこのラストが沁みます。
とにかくバスドラムが強烈で、心臓の釘は抜けず、足は地面から離れず、不穏に急き立てる音。そこに乗る向井秀徳の呟きのような歌は思いのほか茫洋として、空が開けている感じです。このジャケのような何とも言えない色の空です。
個人的には不思議に爽快感のあるラストです。