Mono Fontana Burrito for aoba_joe

自宅の音楽棚を聴き返すその9。アルゼンチンの鬼才鍵盤奏者の1st。2ndの静かな作風とは異なり、終始天才的な発想力・瞬発力が爆発しまくる衝撃的な作品。これが前世紀(98年)に出たこと、トリオ体制(シンセ、チェロ、パーカッション)で産み出されたことは、にわかに信じがたい。
テレビ等の映像を無音にして、それに合わせて即興をしていたらしいということで、非常に映像喚起的。フィールドレコーディングも多々入っており、シャーマニックな場面もある。
衝撃度で言えば、方向性は違うがboredomsを聴いた時に似ているかもしれない。