さよポニ行脚番外編。みぃなのソロ2枚目(23年作)。
前作同様、フォークロックがベースですが、音楽性は更に自由に、歌い方も多彩になっていて、単純に女性SSWの作品として面白いです。1曲もさよポニに入りそうにないという意味でも、ソロとしての作風が確立されています。
特に良いのは、ヒップホップ的なビートとざらついたギターの絡みがクールで現実と幻想が混じり合うような詞が印象的なこの曲と、美メロによる秋田犬讃歌でコズミックもふもふフォークに仕上がった"銀ちゃん"の中盤2曲です。
さよポニ諸作の中でも最もアーティスティックな作品と言って良いと思います。