父の尾崎豊が逝去したのが26歳で、彼がデビューしたのは27歳。
高校3年生の無期停学中に鮮烈デビューしたカリスマ的な父より長い人生を過ごし、二世として色々と背負って来たものに対しての決意の歌。
歌詞の中に「僕が僕であるために」という父の名曲のフレーズが引用されており、「父親の見れなかった、その先の景色を見たい」という気持ちが込められている。
どこか父の『十七歳の地図』に寄せたテイストに仕上げられ、伸びやかな歌声は父の歌声にリンクするところもある。
天国で尾崎豊も、息子のこの曲を歌っていてほしいと願うばかりだ。
#Favorite尾崎裕哉