大滝詠一の1984年リリース作品。1981年の「A LONG VACATION」と負けず劣らずの名作。発表の2年後に「Complete EACH TIME」として、「フィヨルドの少女」「Bachelor Girl」が追加された。発売年によって収録曲が違う。
今作はシングルカットが一切ない。シングルカットがないと売れない業界の定説に挑戦したらしい。いいとものテレフォンショッキングで出演を断っただけはある。
アルバム名の由来は大滝のラジオネーム「イーチ・オータキ」から。
全曲が松本隆作詞、大滝詠一作曲。とうぜん名曲しかないので、1曲だけ選ぶとしたら、「ペパーミント・ブルー」かな。
#Blueの日
おお!大瀧詠一、聴いてみたら、なんだこのコード進行とビックリ。
間奏の短いブリッジで下りていくコードが滑らかに2番に繋がり、元のコードとメロディになる。
おかしいでしょ、この人。
そもそも、イントロから歌の始めの転調とか、サビでの急な転調とか、でも滑らかなのでなんの問題もなくて、なんか昔の演歌っぽいメロになりそうなとこを、転調でえい!って、ポップに持ってく。
詞先なんだろうか、こんな曲になるのは。
日本では数少ない、売れてたけど、引きこもった人という認識だけど、そりゃしょうがないと聴くと思う。
きっと、ブルーにこんがらがったんだろう。
永遠の名曲。これは多分僕は小学校6年の時にリアルタイムで聴いていました。