さよポニ行脚中。
13年作の2枚目で5人ボーカルとなり初の作品。当時、大瀧詠一や小沢健二に連なるポップスへの愛情に満ちた作品だと思ってワクワクして聴いた記憶があります。
ある種アイドルっぽいポップでカラフルな楽曲が集まった前半のインパクトが強いですが、むしろこの曲以降の後半の流れが素晴らしいです。
初期さよポニらしい、フォーキーなこの曲が中核を担っていると安心します。星間を満たすコーラスと地味に動き回るベースが好きです。
この頃、さよポニ名義で短編漫画の連載もあり、この曲と同名の作品があります。離れ離れになった流星の恋人が、地球上で最期を迎える前に再会する美しい話でした。