The Rolling Stonesの新作。あまり思い入れのない私でも、リアルタイムで新作を聴けること自体にテンションが上がります。そんな期待に応える痛快なロックになっており、素晴らしいを通り越してありがたいという思いです。
ラストのこの曲以外は、艶っぽさと勢いと余裕を兼ね備え、それでいて現行の色んな音像に立ち向かえる音になっている。つまり今聴いて気持ちいいロック。Lady Gagaとのコラボ曲が特に好きです。
そしてラストはまるで当然の如くルーツに還る。年相応に枯れた〆ともいえるし、若かりし頃のフレッシュさを取り戻す試みともいえるが、その時空の跳躍っぷり(60年!)に一番スリルを感じました。