Chevonの書く春の曲は本当にハズレがない。
「いつまでも救われてはいけない」「弱さこそ、この筆に込めたい」といった歌詞からは、「セメテモノダンス」にも通じる、谷絹自身の「呪い」と「覚悟」が詰まっている。
足りないから、未練があるから、書く、遺す、歌う。
欠けるから、言葉に掛けて、言葉に賭ける。
流行り廃りのスピードがどんどん高速化している、そんな世の中を春の桜に例えたのだろうか。桜は自らの子孫を残すために花を咲かせる。Chevonもそれと同じように、救いを遺すために歌い続けていてほしい。
「巡る季節を忘れるほど 歌に溺れて生きるから
足りない何かを埋めるように 書き続けるから」