#RollingStone誌が選ぶ歴代最高のアルバム500選2020Ver.
461位:Bon Iver『For Emma, Forever Ago』(2008)
大病を患ったジャスティン・ヴァーノンは自身のバンドを解散させ、雪山のキャビンに籠り一人で音楽活動を続けた。
リリース予定はなかったが、デモで作った作品を友人に聴かせたところ好評でそのまま本作をリリースすることとなる。
その後、世界中で大絶賛され「奇跡のデビューアルバム」と呼ばれることも。
この曲は彼を代表する名曲。
歌詞の奥深さと揶揄された言葉の使い方が繊細で、雪山で作られただけに白銀の世界の空気の様に透き通ってる。
今までちゃんと歌詞の意味を考えてなくて、初めて歌詞を意訳しながら聴いてたんだけど、ポエムチックでめちゃくちゃむずい。ただこれを全部書いた Bon Iver すごすぎってことは分かった。名曲ですね。
ボン・イヴェールは音楽に取り憑かれてるイメージがあるんだけど、それが1曲1曲のなんとも言えない重さなの所以なのかもしれない。そこがいい。本気な感じが。そしてなんて美しく切ない声?
この曲を当時17歳のBirdyがカバーしてそれがまた良くて、青い儚さと逆に力強さもあって、カバーのおかげでbon iverの知名度もあがったんじゃないかって思うんだけど、いや、そうでもないな…?
解釈が難しいけど、痩せきって頼りなく力を失っていく、2人の繋がり、もう抗えないな、でも希望も持ちたい気持ちがどこかに残っている、だから悲しいって思う
skinny love
痩せた愛
か細い愛
頼りない愛