昨日の晴天とはうってかわって、今日は雨で肌寒いので、こういう作品がちょうどいいです。
本作でのJoaõ自作はこの曲と"Undiu"の2曲。どちらも徹底的に反復しますが、この曲は優しいメロディのおかげで禁欲的というより開放感があります。
そして、珍しく自身の歌声を多重録音しています。ここで重ねられた声は、現在・過去・未来からそれぞれ歌っているように聴こえます。まるで子守歌のようなこの曲は、娘Bebelとヨガの先生へのオマージュとのことですが、娘をいつまでも見守り続けたいという思いがあったのではと想像します。