レコードの日です。朝一番にこれ(と吉田美奈子の"Bells")が届きました。CDでも再発したようですね。
3作の中では各々の感性が素直に出た作品なので、神話に向き合う気負いが要らない弛さが好きです。そんな中でも大滝さんのこの曲では、ソロとの差別化を図ろうとしていたのか、ロック的唱法に拘っているのが面白い。所々ぶっきらぼうな歌詞の言い回しとは確かに相性がいいと思います。
"お前の耳たぶ透き通って 駆け出したい 田舎道"という一節の鮮烈な青さが、今日みたいな秋晴れにはちょうどいいです。これを聴いて3連休を始められるなんて、自分がとんでもなく自由な気がしてくる。