こういう無機質なピアノ好き
落ち着く
ラジオで新曲"Tableaux"を聴いても、ミュージックマガジンのインタビューを読んでも、全体像が想像できないceroの新作だが、3人のソロ作の中ではこの荒内ソロの色が出てそうである。
髙城さんがラジオで言っていた「どこまで換骨奪胎してもポップミュージックでありえるかを室内楽でチャレンジした作品」という本作評で何となく腑に落ちた。
この曲は比較的キャッチーだが、室内楽的なストリングスにコラージュ的なサンプリングとビートが「こういう音楽ってあったっけ?」と違和感を喚起させてくる。音のテクスチャーやリズムの組み方は"Tableaux"とだいぶリンクしていたように思う。
いよいよ来週です。