自分が音楽狂になった背景には、必ずバッファロースプリングフィールドとニール・ヤングがいる。このベスト盤を渋谷タワレコで買ったのはもう、13年前(2008年)にもなる。
まだ全然、音楽知識の無いウブな二十歳の若者だった自分にこの曲はグサリと突き刺さった。アメリカのロックは凄いと初めて痛感した瞬間(とき)でもある。
10代後半によく聴いていたのはジョン・ゾーンとかボアダムスとかあぶらだことか、オルタナ一直線だった気がする。それがこのベスト盤に入っている一曲一曲を聴いてからは、良い意味で精神的に変化した。
当時ハマっていた映画『ブロークバック・マウンテン』の影響も少なからずあるのだと思う…。