Twitter見てたら、サマソニのblurの動画が大量に回ってくる。羨ましくて辛い。
在宅の僕に出来るのはただ一つ、blurを聴くしかない。一番好きな2ndアルバムを手に取る。
大学に入って初めて買ったCD。コロナ禍のBOOKOFFでジャケ買いをしてみて、結果大当たり。知的にテキトー風を装ってるってのが第一印象で、多分それは当たってる。デーモンの、牛若丸或いはドカベンの殿馬の如く、こちらをピョンピョンと軽妙におちょくってくる、人を食ったような感じが好き。
友人に先日突きつけられた「blurのファンはイタい」という偏見に負けず、これからもblurを応援します。
(Oasisも大好きだよ)
商業的に成功したとされる1stアルバム「Leisure」に続く2ndアルバム「Modern Life Is Rubbish」。この作品は難産だったように思う。失敗に終わった米国ツアー、マッドチェスター界隈からの非難の嵐。積み重なる借金。まさに悲惨の中で生まれたアルバムである。UKチャートでは最高15位。Blurにしては低い順位である。ではチャートに反映された内容かといえば。私はBlurの作品の中では上位に位置する名作だと思っている。Kinks、Small Facesの影響が強い楽曲陣はThe Blurのポジションを明確にしたように思う。