ネオソウルに先駆けた90年代ソウルの大傑作で、Raphael Saadiqの最高傑作でもある。
本アルバムはバラエティに富んでいながらも全てが最高水準で、ニューソウル、ファンク、レゲエ、NJS、ヒップホップなどあらゆるブラックミュージックを貪欲に吸収して作り上げられた一大絵巻だ。
中でも極上のメロディが繰り広げられるスロウジャムの名曲がこれ。イントロのメロウなギターが鳴った瞬間にノックアウト、その後はただこの甘美なサウンドの波に揺られるのみ。Raphaelはボーカルもソフトで繊細、このシルキーな音に溶け込んでいる。
中盤のブレイクも良いアクセントで冗長にさせないアレンジも見事という他なし。