『80sKinks』
レイ・ディヴィスは常に柔軟なソングライターであり、轟音のロックを作るのと同じくらい、軽やかな小曲を書くのも得意だった。80年代キンクス最大のヒット曲である1983年の全米トップ10ヒットの曲には、両極端な要素が含まれている。
バンドが生み出す明るく陽気なサウンドには、50年代のダンスホールでも全く違和感はないが、デイヴの轟音ギターブレイクは、初期のヘアメタルバンドにそのやり方を教えてくれた。
この曲には、ノスタルジアに自由に浸ることができ、どこかほろ苦いが、最終的には高揚感を与えてくれる。
#KinksBest