眼ジャケ74枚目。Elvis Costelloの20年作。この人は他にも眼ジャケ作品ありますね。1stだけ聴くにわかですが、本作はそれを後悔させるにふさわしい作品。最初の1音だけで攻めのアルバムということが分かった。
軋むような張り詰めた緊張感が、渋さとエキセントリックさを併せ持つ歌声と見事に融合しているから、自然と集中して聴けてしまう。ベースが蠢く感じが特に好きです。後半にスタンダード感ある美しい曲を配置しているのも沁みる。現代の音でありつつも時代感覚が混乱するような音像である。Joe Henryの往年の作品とも通ずるイメージが浮かぶ。
いまだにこういう作品出せる創作意欲が素晴らしい。
Elvis Costelloはミスチル好きとしては気になるんですが、やはりミスチルポップスの源流を感じますね。この最新アルバム「Hey Clockface」は色々な味があって聴き応えがあります。過去のリリースも掘っていきたいですね