シンプルな曲も好きだけど、
情報量の多い曲はもっと好き!
この曲はクールな質感なのに複雑で気持ちいい
全部の楽器が独立しているようで
綺麗に絡み合ってひとつになっている
楽器が揃うキメもあるから
複雑さがさらに映えるんだろうな~と思ったり
プログレッシブで無機的かと思ったら
叙情的なコードやメロディーが展開したりする
複雑さの中に冷たさも温かさも感じられて心地いい
しんどかった時期に真夜中にひとりで
どこまでもドライブしたのを思い出す
あなたへのおすすめ巡りで出会ってからずっと聴いている曲。
重いギターと変拍子って格好いいよね。
「揺るぎない現実に さよならしただけ」
リリースの度ポストアポカリプスな世界観の強くなる推し、fulusuの新譜よりひとり残された『わたし』のアンサーソングでありラストソング。何かと言葉遣いが絶望に塗れまくってるが訓練された信者の私はにこにこするだけである。
最初の頃は17年のミニアルバムが大好きで一度色々考えながら聞いて考察を残したらvo.Gen氏に喜ばれたこともあった。しかし今作におけるそれは難解な芸術性を孕んでいた為割と空振り気味に終わった。成功体験とは実に難儀で、当時は結構落ち込んだものだ。
まあ好きなことには変わりないので今に至る訳だが。
「怒りと愛しさ 紙一重が裏返っただけ」
物語性、音楽性ともにエモを体現しきったバンドfulusuに初めて出会った一曲。無料公開されたマスロックコンピ「I Japan」に収録されていた中ピンポイントに気に入った当時の自分を褒めてやりたい。
惜しむらくはthe ciboやaintとのコンピを含む初期の音源が聞けないことか。今からでも再販してほしい…