ウルグアイのSSWであるNair Mirabratの新作は、同国のEduardo Mateo作品を50年の時を超えて丸ごとカバーしたライブ音源。
先日投稿したMateoのオリジナルとの違いが面白いので併せて聴くのがお勧めです。簡素なアシッドフォークから一転、カラフルな演奏が祝祭感すら伴った全方位的なポップ音楽になっていてめちゃ素晴らしいです。
ライブとは思い難い演奏の上手さも特筆すべきです。
今日からの休暇を死守できた自分を無敵モードに引き上げてくれる躍動感に感謝。
ウルグアイの現代ジャズの傑作(21年作)。Antonio Loureiroプロデュースらしさが出ている。メロディ、リズム、アレンジが全て自由自在かつ洗練されている一方で、調和を逸脱せんとする暴力的なエネルギーが垣間見えるところがスリリングでかっこいい。ジャズとは言ったものの、全編歌入りなのでけっこうポップ。直感的にすげえと思わせて、実際その通りすごい作品。再プレスされるLPを買うべきか悩み中。