Chooning

大滝詠一

  • 細野さんの1stと大瀧さんの1stをつい並べて聴きたくなる。個人的には本作の方を10倍くらい聴いている。この30分足らずの長さに全て詰まっている感じにいつもワクワクする。 大雑把に言えば本人詞がノベルティ路線、松本隆詞がメロディ路線だが、本作では両者が併存していることが非常に重要だと思う。要するに両者のコントラストが互いの魅力を引き立てている。これは他の大瀧作品では中々見られない。 とりわけこの曲の美しさはアルバムの流れで聴くと一層特別なもの。前2曲からスローダウンしていき、この曲のイントロが流れると空間が静止したような感覚に陥る。そして最後の弦の音が減衰していくのをいつも名残惜しく感じる。
    aoba_joe
  • 大瀧詠一がバンド「はっぴぃえんど」が活動中だった1972年にリリースしたソロアルバム。歌手の時は大滝詠一、作曲家の時は大瀧詠一で使い分けされているが、この時はまだそのようなルールは使っていなかった。ちなみに編曲の時は多羅尾伴内である。最近はこの作品に「乗合馬車」とタイトルが付けられていることがあるが大瀧詠一のままでいい。 「ロンバケ」や「イーチタイム」はポップでいいが、私の好みで言えば、この作品の方が好みかもしれない。どの曲も日本語の美しさが詰まっている。昭和の長閑な風景・街並みが目に浮かんでくる。 「おもい」や「指切り」などの有名曲もいいが、大滝ポップスの片鱗が見える「乱れ髪」を推したい
    Ihatov_1416