COMPLEX SIMPLICITY with DURAND BERNARR - 20 YEAR ANNIVERSARY EDITION
アーティスト
Durand Bernarr, Teedra Moses
ソングライター
Durand Bernarr, Tedra Moses
プロデューサー
Paul Poli
ブラックミュージックの総体としてのジャズ、その最先端として、かっこいいし、おしゃれだし、熱いし、志が高い作品。わざわざジャズと言うと変に矮小化されてしまう気がするが、何より本人のトランペットが最高。生演奏とトラックメイキング的な両面を使い分けたり、融合したり、その手腕も見事。この曲はトランペットもビートもかなり鋭角的でスペイシーなので特に好み。
https://youtu.be/VOxIxBwhToA
本を読んで知ったアーティストの一人。
メアリー・Jなどの楽曲に携わったり、デビューまでに紆余曲折が続いたシンガー。
HIPHOP色の強いアップなナンバーのこちらの曲は、とてもカッコいいと思います。
タイトなビート、浮遊感のあるトラックがとてもCOOLだと思います。リック・ロスのラップもカッコイイ。
トニ・トニ・トニー解散後はやたらとプロデューサー業で大忙しのラファエル・サディークだが、この曲ではティードラ・モーゼスをフィーチャーした若干ブラコン風味でAOR調の懐古趣味風のナンバー。
以前キリンジの堀込高樹が何かのラジオでお気に入りだと語っていたのを思い出す。しかし、音楽表現に貪欲な人ほど懐古趣味に走るのはいったい何故なのだろうか? ここ最近のシティポにしても「あの時代に戻りたい」といった一種のノスタルジーが起因しているのか。もはや表現のリユースと言うべき事態である。
プリンスやホイットニー・ヒューストンの全盛期を想起させるちょっと懐かしい気持ちになる秀逸なブラック・コンテンポラリー。
業務開始。昨日はゲームのやめ時が定められなくて寝不足気味。今日はノー残業デーなのでチャチャっと帰ろう。