破綻をきたした社会の中でそれを受け入れて、どう立ち回るのか、
イキイキする人もいれば息が詰まる人もいて、どちらにしても軽薄にならずに味わえるような動きになれば個人的に最高だけど
すでに破綻の中で開き直るような態度のバンドも散見されているから、どちらかに振り切ることもないのだとは思う。
2010年代からのリバイバルはただの過去のスタイルの焼きまし的な二次創作バンドも多かったし、一部クリティカルにジャンルに対する変容を起こしたバンドがあっただけというのが事実だったとも思う。
その2極の決定的な差は歴史を認識しているかどうかであって、ポストモダンであっても歴史は必要なんだと思う。
うえ、
こちらも先述したfoalsと同じくUKのアーティストで、京都ラジオのcrosspointでも紹介されたブリストルの7ピースバンド。ネオ・サイケ・マジカルポップと評される個性的な楽曲は少々ブッ飛んだ領域にあるものも多め。最新作のこちらは意味不明な夢を音楽にした様なメロディが交錯し混沌と化してるが、意外と不協和音でもないので面白い。
ちなみにカップリングナンバーのsonderは別の意味でカオスなMVなので合わせて見ると笑顔になる。
https://youtu.be/2s_CodCgq7I
曲名わけわからなすぎて好き
https://youtu.be/sPIKm6RYeV0
mvジワジワ良かった。日常の一コマ?的な場面の連続と微妙な飛躍、とアマチュアくさい拙さによってはずし続ける展開、
見るのはまぁまぁ苦痛だったけど、のれそうでのれないこの曲のボルテージが徐々にあがっていくことで、後半にはカタルシスに至れそうで至れない
のが逆に良い
様々な人物のよくわからない人生が素敵なエンディングを脱臼させたみたいな音楽と相まってぎこちなく肯定されてるような感じ