Chooning

Fatback Band

  • Fatback Band改めFatbackの1981年作品。 全6曲34分とコンパクトな内容ながら全曲ゴリゴリのファンクナンバーという潔い傑作。 Fatbackに改名してからディスコへ接近しエレクトロ要素が増したものの、地の底から燃え盛るような漆黒グルーヴは健在。 一気通貫に攻め立てるファンク絵巻なのでどの曲を聴いてもマチガイないけれど、今回はこの2曲目をピックアップ。 ブリブリと蠢くシンセベース主体のナスティー・ファンク。 派手さは無いが泥沼に引き摺り込まれるような中毒性の高さに惹かれる。 アルバムジャケットはセクシーだけどサウンドでは色気は出さず、ストイックに我が道を行く姿勢が痛快。
    ymd
  • 傑作ファンク盤だらけのFatback Bandの5枚目(1975年)。 70年代初頭から80年代中盤までの活動期間に大量のアルバムをリリースしているが、どれも非常に良くできていて、ここまで安定したキャリアを維持したファンクバンドは稀有だと思う。 今作はその後のディスコ/ブギーの流行をやや意識したダンサブルなファンク。だが、軟派なダンスアルバムになるはずもなく、どろりとしたストリート・スタイルは不変。 全曲良いのだけど、特にこの3曲目は強烈。 ヘヴィに蹂躙するドラムとベースのコンビネーション、真っ黒に焦げつくギター、猛々しく咆哮するホーンと猥雑なコーラスと、全部が美味なミッドファンク。
    ymd