才人ぞろいのブラジル音楽の中でも、一番の天才はこの人ではないかと思うことがあります。
この人の摩訶不思議なメロディは必聴です。
イヴァン・リンス(Ivan Lins)の他の名曲は、私のブログで聞くことができます(下をタップ)
https://otosab.com/ivan-lins-ranking
ブラジルが生んだ巨匠 Ivan Linsが1997年にリリースした名盤より。
ジャズを経由したポップなリズムとメロディに、明るく大らかなヴォーカルライン。
伝統的なブラジルミュージックの要素も取り入れつつ心踊る展開で、メロディーメーカーとしての才能を遺憾なく発揮した一曲。
某日本のインディーシーンのMC&シンガーのユニットがお好きな方は「あ!」と思われるフレーズがあると思います。
私も見つけた時に興奮したクチ。
20歳前後に一番聴いていた。哀愁を感じさせるメロディーラインとフロウの先に予測しない晴れやかな明るさが待っている曲。 RCAからのこのアルバムがデジタルリマスターされたリイシュー盤として他に先駆けて発売されたような記憶がある。数年後にはようやくEMIからの作品もリマスターされた。イヴァン・リンスが私のMPBの入口であり、古今東西随一の鍵盤を操る浮遊系メロディー・メイカーに心酔した。