「ポライト・ソサエティ」のニードルドロップ続く…
さらっと浅川マキ流れた。
「Kill Bill」の梶芽衣子の「修羅の花」のように…
今日が命日ときいて
幼馴染だったのか両思いだったのか、
何にせよ可愛がっていた女が嫁ぐことになり
別れの言葉をかける男の歌
この声自体に穏やかに送り出したい気持ちとかやるせなさとか寂しさが全部詰まっていて、かっこいいに尽きる
タバコを吸ってる大人の女性をかっこいいと思ってた。
浅川マキと岡林信康は私の父親世代のヒーローだった。安保闘争、高度経済成長、etc…。激動の70年代を生きた者にとって彼女の歌は永遠に歌い継がれることだろう。
プロデュース、作詞は寺山修司。私は寺山修司の演劇は下北沢のスズナリ劇場で『田園に死す』を観ただけで他はあまり知らない。この曲はひとりぼっちの少年の目線を借りて世の侘び寂びを歌った非常に物悲しいナンバーである。
のちに三輪二郎氏(前野健太の盟友)が名盤『レモンサワー』でこの曲をカヴァーしているバージョンもあり、そちらも是非オススメしておく。
イントロからやられます。渋い和物レアグルーヴ。
浅川マキ、知ってはいたけどほとんど聴いたことなく、小樽のjazz喫茶フリーダムで流れていてそこで目醒めました
浅川マキのカッコ良さが分かるようになったら
それは大人になったということ
京都の四条河原町に「ろくでなし」ってジャズBARがあるんだけど、京都に住んでた頃はよく3軒目とかにそこに流れ着いてた
きったないジャズBARで、そこでJAZZが流れてるのを聴いたことすらない。そのかわりに、いつも女性が歌うブルースとかばかり流れてて、浅川マキもそれで知った一人
この曲は今、喫茶店で流れてきた一曲。
"波止場にたたずめば 秋ももう終りさ
思い出さずには いられなかった"