ギル・スコット・ヘロンやブルーノート作品の再構築盤でその株を上げ続けている現代ジャズ屈指のビート・サイエンティスト、マカヤ・マクレイヴンのアルバム『In These Times』。
オーガニックなサウンドが特徴的。JAZZなんだけどチルアウト系のクラブサウンドっぽくもあり、癒し系のイージーリスニングのようでもある。まるで森の中にいるかのような音像なのに、使用している楽器はスタンダード。フィールドレコーディングをしたサウンドを使ってるんじゃないの、と思ってしまった。森の風景が見える万華鏡のような美しくも不思議なアルバム。「Dream Another」。
ビートサイエンティストとのことで先鋭的なビートありきかと思ったら、曲が良く、アンサンブルとの調和がとれたビートだったので、非常に間口の広さを感じたジャズだった。緊張感がありつつも開放的で心地よい。本曲でクライマックスを迎えて、チルい曲で結末するのも現代的。
Makaya McCraven
もう冬ですが…
👍👍
この御方コンポーザーであり尖りに尖ったドラマーであります。
ドラムが歌ってらぁっ!