1974年リリース、ソウル史に孤高の金字塔として屹立する早過ぎた大名盤。
マルチ奏者として様々な楽器を操り、ニューソウルからファンク、さらにはエレクトロニカやポスト・ロック的なサウンドまで内包。
50年以上前の作品とは俄には信じ難いモダンさです。
この曲は無機質なリズム・ボックスがヒンヤリとしたファンクネスを滴らせるメロウ・ファンク。
Sly & The Family Stoneをリファレンスにしているのだろうけど、清廉なアコギとストリングス&ホーンのアレンジの組み立て方は完全にオリジナル。
空中分解しそうなほどアブストラクトなのに、これ以上は無いと思わせる説得力を持っている。
Shuggie Otis
- 早すぎた名盤とか言われてますが、 まぁ、後付けで、その時面白いと思うことを 作品にできた形なんだろうな。 脳内から、溢れ出る感じ。 コラージュなのか、サンプリングなのか、 何でもいい。 ただの変態。
- 名盤中の名盤 時代を先取りしすぎたと言われているけど、変に実験的で難解なわけでもない このアルバムには何曲も好きな曲がある
- 1枚だけアルバム勧められるなら、シュギーオーティスのこの名盤。 1974年にリリースされたとは思えない独特さ。 個性的な作品ってやっぱ古さを感じない
- 10代から命を燃やし続けるシュギーさんはオタク的な気質もあり宅録マニアなファンに支えられてきた。同時代を生きたスライ&ザ・ファミリーストーンの影響がモロではあるが、習作にはならずにDIY密室ファンクの祖とも言える温もりかつメロウなローファイ・サウンドはプリンスやラファエル・サディークにもリスペクトされ、低音の取り方はDJ諸兄にも愛され再評価され続けている21歳の傑作。2018年にはカーマイン・アピスとトニー・フランクリンの2人とフュージョン・アルバムを出しており期待したがイマイチだった…。
- アル・クーパーと言えば、スタンダード・ナンバーとしての名曲「ジョリー」やマイク・ブルームフィールドとのライブ盤が定番だけど、私にとってはシュギー・オーティスとのこちらのセッションです。フックアップされたシュギー・オーティスは何と若干15歳。まだまだ粗削りとはいえ、ペケペケに尖まくったブルースを披露。60年代には、10代から活躍するセッション・ミュージシャンはたくさんいた。その早熟さは現在のラッパーに近いかもしれない。