Chooning

Jon Lucien

  • ソウル・ミュージックにブラジル/カリブ音楽を溶け込ませる名盤(1973年)。 Jon Lucienはこれと『Mind's Eye』の2枚しか持っていないが、どちらも甲乙つけ難い素晴らしさ。 おおらかな海原を思わせるゆったりとしたグルーヴに、渋みの効いたバリトン・ボイス。 ハートウォーミングな優しさに満ちた心地良い作品だ。 蒸し暑いこの時期に聴くと幾分か心が晴れやかになる。 この曲はフリーソウルの文脈でも有名なクラシック。 パシッと決まるドラム・ブレイクに重たく唸るベース、気高くブロウするホーン・セクションが完璧に組み合わさった。 アルバム屈指の名曲。いつまでも聴いていたい。
    ymd
  • ブラジル、ソウル、ファンク、ジャズが渾然一体となって生まれた極上ミッドグルーヴ。アルバム自体が名盤だし、次曲“Listen Love”こそがハイライトだと思うのだけど、個人的にはこの曲が好き。 質感的にはニューソウルに位置付けられるかもしれないが、ブラジリアンなパーカッションと跳ねたグルーヴは独自色が強くJonの太くしなやかなボーカルも相まって非常にファンキーだ。ベースの存在感にも耳を奪われる。 このアルバムはレア・グルーヴの視点からも再評価著しく、その理由は聴けばよく分かる。 これからの暑い夏にピッタリの素晴らしい作品だ。
    ymd