Gigi Masinの先日のRecord Store Dayでリリースされた作品が配信開始。買い逃してたので有り難い。昨年のGreg Foatとのコラボ作のアウトテイク集と思われます。
セッション音源だとGregのジャズ感がより色濃く出てますが、それでもGigiのアンビエンスになっているところと、普段の作品にはない肉感的な躍動が聴きどころでしょうか。これはこれでとても心地よいので悪い訳がありません。
特にこの曲でのゆっくりと祝福の螺旋を上がっていく感じがたまらんです。
個人的に今年刺さったジャズ筆頭であるGreg FoatとGigi Masinのコラボアルバムが遂にリリース。実はspotifyに出る半月前くらいにはLPが届いていた。両者の資質が噛み合った作品でかなり良い。
Gregのジャズ要素がうまく全体に流動性を与えていて、Gigiのソロでは成し得ない軽やかさがある。でもやっぱりGigiっぽい厳かさもちゃんとあって、2人の音の対話が深い次元で実現されていると感動。
これからの梅雨の季節の、じめっとした部屋を少し快適にしてくれるはず。
即LPポチりました。昨日投稿したGigi Masinのコラボ相手こと英国ジャズピアニストGreg Foatの最新作。最高なジャケの通り、シルクのような未踏の雪原を永遠に滑走していく音楽。個人的には今年これを超えるジャズ作品には会えない気がする。
この人のエレピは、華麗なソロプレイも背景としての音響空間の創出も自在かつ等価にいとも容易くやってしまう所が恐ろしい。両者の切り替わりがシームレスな所も演奏に鮮やかな緩急を生み出しており、心地よいだけでなくかっこいい。ここに絡んでくるストレートでマイルドなサックスの音が相性抜群で、不可分に融け合う美しさにはため息が出る。
Gigi Masinのニューシングルは、イギリスのジャズピアニストとのコラボで新たな領域へ。アコースティックな生演奏でもGigi Masin印の極上の美が全く失われず、ジャズ故の絶妙なニュアンスが織り成す展開に心奪われていると、ラストにはエレピが入ってきてもうこれは頭を垂れるしかない、そんな曲になっております。フルアルバムは相当やばそう(6月に出るそうです)。