映画“神は見返りを求める(2022)”より
吉田恵輔監督、さすが人間の嫌なところを拡大して描くのが上手で途中見るのをやめたくなる瞬間があった。この曲が流れるのはまだハッピーなとき。
YouTuberの立ち位置やそれに対する世間からの視線、本人たちが抱える葛藤や精神的苦痛も散りばめられつつ、主題はタイトルの通り。見返りを求めず他人のために行動していた男性が、あることをきっかけに今まで与えてきた「金」「行為と労力」「善意」を返せと求め始める。改めて、「〜してあげる」という言葉の煩わしさを感じる。モースの贈与論とか読み返したい。
#JWAVESONARTRAX
2021年1月DOMESTIC『運命開花』
下北沢を拠点に活動する3人組音楽グループの空白ごっこ。
三者三様の個性と良し悪し、バランスの取れたチームで活動を行っている。
この曲の歌詞も叙情的でセンスが良い。
エモな曲調と独特な歌詞の世界観、
セツコさんの儚げな歌声が相まって。。
空白ごっこの中でも、推しの曲です。
爽やかでキレイな曲もいいけど、
こういう憂いがありつつも
感情がほとばしる曲がすきだなぁ。
もっと知られてもいいのに。
「口を結び 僕は笑う 何も言えないままで」
嘲笑われて、苦しくて、悔しくて
劣等感に苛まれて行き止まっても
必死に生きていくという解釈で聴いてる
正しい解釈は不明だけど
学生時代の理不尽な出来事を思い出して
勝手に共感してしまう
ポツポツと細く静かだったり、ザーザーと滝が落ちるように轟々としていたり、ピアノの美しい旋律と凛とした声が混ざり合い、降ってくる。
感情がぐちゃぐちゃ、激しい感情、哀しい感情が混ざり合い収束して、生まれた新しい感情を全力で発散していく。
空白ごっこさん最近聴き始めたけどめちゃくちゃ
かっこよいのです
歌い方もなんとも言えぬよさ
あいみょん的なエモさある