アメリカが誇るオルタナティブ・シンガー・ソングライター二人組による共演盤から一曲。ケイス・ブルームの心ここに在らずな歌声と、ローレン・コナーズの酩酊状態とも取れるギター奏法が心に染み入る名曲。
コナーズの爪弾くギターが練りなす夢幻の世界。この世のものとは思えないブルームの美声にノックアウトされずにはいられない。これぞアシッド・フォークの真骨頂。今ではかなり入手困難なレコードであるが、中古で売っていれば大金叩いてでも買いますよ。
独自の美意識が強い人達なので、万人ウケは目指していないんでしょうが、あくまでマイナー枠で歌い続けてほしいシンガーだ。まさしく「孤高」の二文字がピッタリ合う曲である。
今朝はKath BloomとLoren Connorsの84年録音の共演盤からスタート。すごく良い。