77年 1st
Televisionの創設者Richard Hellによるバンド
ニューヨークパンクらしく内省的で文学的ではあれど、これは狂気も含んでいて実に危険な感じがたまらん
なんなら所謂ポストパンクを感じる瞬間まである傑作
Televisionの「Marquee Moon」ばかりが取りざたされる印象がありますがこれもすげーのですよと
いまでも空白さ。
昔聴いたリチャードヘルのアルバムの最後にいいバラードがあった気がしたんだけどなぜかSpotifyのアルバムには収録されてないなあなんでだろうと色々調べていたら、フランクシナトラのカバーだったことを知った。こういうなぜかアルバムから分割されてるのやめてほしい。でもとりあえずこれはいい曲。ニューヨークパンクらしいギターの音が原曲と違った雰囲気を醸し出してる。
"ブランクジェネレーション"な彼の、「じゃない方」の一曲。
Bディラン作。「パンクなHellがこんな曲を!?」いやいや、ちゃんと"空白の時代"を歌ってる。名カバーだと思う。
I’ve just reached a place
俺がたった今たどり着いた場所は
Where the willow don’t bend
柳も曲がらぬ場所
There’s not much more to be said
もう何も言う事はないね
It’s the top of the end
終わりの始まり地点
I’m going, I’m going, I’m gone
俺は行く 俺は行く 俺はいない