TATSURO MURAKAMI
- TATSURO MURAKAMIという日本人アンビエント作家による新作。 本人の先祖が代々住んだ三田小山町へ捧げた作品とのこと。再開発が始まりましたが、最近まで古き下町の風景を残していたようです。 そうした予備情報から漂うノスタルジックさが、音からはあまり感じられないのが素敵な裏切りでした。 アンビエントにしてはギターが饒舌ですが、繊細なプレイなので、むしろもっと弾いてほしいくらいです。冒頭のこの曲ではサックスも加わり、仄かにジャズっぽくもあってかっこいいです。 シンセ中心の曲もあり、イノヤマランド並みに清らかでそちらも素晴らしいです。 国産アンビエントの新古典みたいになりそうな作品です。