shige
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最初と最後がドラム単独の音なのは意図的なのかな。イントロの遠くで鳴ってるようなぼんやりしたドラムの音は青春時代の心の不安定さ、揺れ動きを、それに対してアウトロのドラムの少しアタック音が強めに鳴ってて心が強くなっていていることを表現しているのかな。
藤井風自体がまだまだ若いから何とも言えないけど楽曲からはそう感じた。心情の変化と成長をドラムの音の鳴り方と歩調のようなドラムのリズムで表現していることが素晴らしいと感じる。
今までの作品からは少し方向を変えてきた DYGL
切れ味鋭いギターサウンドではなく、優しさ、温かみすら感じるサウンド。説明的なサビは無いがある種全部サビ。ずっと聞いてられる。
おそらく 去年出たsoccer mommyのアルバムの序盤2曲あたりがリファレンスなのかなと思う。
soccer mommyの作品がAvril Lavigneの初期の頃の音像をリファレンスにしてるような感じだったのでDYGLも次のアルバムはそれに近い空気感のものになるのかな。
lana del reyの新作が本当に素晴らしい。
どの曲も音が素晴らしいけどこの曲音の配置、鳴り方が一番たまらん。
1:47あたりのドラムと共にふわぁっと近づいてくる音がたまらんのだけど。たまらん。
美しい歌声を活かす序盤の無駄な音の削ぎ落とし。後半に入り展開していくけど楽器の音を足すわけではなく絶妙なコーラスワークで心動かす展開も見事すぎて完全に持っていかれました。また凄い才能が出てきました。
アルバム幕開けのこの曲。
poplifeでも語られてたけど本当に恐ろしい曲。
サビ前の間もばいばーいの音程が楽曲に対して合ってないような感じも気になるし、個人的には1:32くらいのピッって音も気になって仕方ない。
全て意図的で何か意味を持たせてそうでこわい。aikoすごい。
ストレイテナーの曲に「泳ぐ鳥」があるが、その曲の構成を自らオマージュし、アップデートした曲である。「泳ぐ鳥」リリース時にいなかったギターの大山純のギターのアルペジオが素敵すぎる。カッティングギターにサビではキラキラとしたサウンドもどれを取っても一級品。これはストレイテナーがストレイテナーを更新した名曲である。
2020年No.1ソング。本当によく聞いた。まず何より音が凄く良い。イントロが鳴った瞬間、めっちゃ音が良い!!となった曲。サウンドデザインはIn Rainbows期のRadioheadをリファレンスにしてると思われRadioheadの世界への影響力の強さも改めて感じる一曲。
イントロで音に感動し彼女の歌声にまた感動。音一つ一つ、そして彼女の歌声が聴き手の体に染み込むような感覚。ずーっと聞いていられる曲。聴いていると優しい気持ちになる。
イントロのエレクトリックピアノの音に彼女のハミング、少し遅れてキックとスネアの音。この時点でもう最高が決まった。何よりキックとスネアの音が素晴らしく良い。僕が使っている高くもないイヤホンでキックとスネアの音が鳴った瞬間、最高!と思った。
この曲についてはいろいろ書きたいことあるけど今回はこれくらいで。とりあえずイントロから最後まで素晴らしい。