kakunte

カクンテ!

Indian Summer Woolworm for kakunte

シカゴのNumero groupってunwoundやcodein、indian summerのリイシューで知ったからポストハードコアの名盤発掘激良趣味レーベルだと勘違いしてたけど、レコードコレクターでディガーなDJが色んなジャンルの音源アーカイブしてる全ジャンルの音楽好き要注目なとこだった

さて、この曲は別名Angry son
サンプルではわからないが後半にかけてじわじわと感情を爆発させてゆく物凄い名曲で後のカオティックハードコアやスクリーモに与えた影響も大きい
ちなみにメンバーのMarc Bianchiはher space holidayっていうハードコアとはほど遠いオシャレな音楽やってる

Rites of Spring For Want of for kakunte

エモいな…
と、1985年Revolution Summer期生まれの私はこの曲を聴いてつぶやいた。
「エモい」の語源はRites of springやEmbraceを観たワシントンDC辺りの人達が言い始めた「イーモゥ」で、日本でも古くから使われていたポストハードコア用語である!と主張だけしておこう。
エモいと言われた側はエモコア呼ばわりされるのは嫌だしエモーショナルじゃない音楽なんてねえよみたいな事言ってますが、エモいよ!
このバンドからの派生もHappy go licky、One last wish、そしてFugaziで、エモいよ!

Heavens To Betsy Terrorist for kakunte

好きな時代に行けるとしたら体験してみたいムーブメントがいくつかあって、
90年初頭にアメリカで勃発したパンクとフェミニズムを融合したriot grrrlムーブメントはそのうちの1つ。

Heaven to betsyは現Sleater-kinneyのCorin Tuckerが大学生の頃にやっていたバンドでRiot grrrlの先駆者と言われてる。
私を獲物にしたらころす!みたいな物騒な事をブチ切れながら叫んでいますが、
20歳前後の女性ってこれぐらいの態度見せないと性被害にあう事も多いのです。
日本のとある地域のハードコアシーンでも最近問題に…
さあハードコア女子よ、今こそ一緒にこれ歌おう!

Nirvana Where Did You Sleep Last Night for kakunte

曲が大ヒットした事により人生が好転する者もあれば破滅に向かう者もありで。
ベースのChris曰く、Kurtは自分の世界を持ち沈黙を知っている。人の心を読むのが上手で吸血鬼のような人間の思惑をよく見抜く頭の良い人だったと。
急に注目が集まったら辛いタイプだそりゃ…

そんなNirvanaのお気に入り曲、MTVアンプラグドで演奏されたLeadbellyのカヴァー。演奏前Leadbellyのギターを50万ドルで買いたいと言っていた彼がこの日使ったギターは後に600万ドルで落札された伝説も生み出した。
終盤のシャウトが魂の叫び感あって最高
昨日どこで寝たか嘘つかずに教えてって浮気されてる歌かと思ってた

The Smashing Pumpkins Today - Remastered for kakunte

俺は愛知生まれグランジ育ち暗そうな奴はだいたい友達!
Dragon Ashのあれのトラック元ネタ。

イントロのリフが印象的で、繰り返されるToday is the greatest dayというハッピーな歌詞とは裏腹になんだか物悲しくも美しい。
それもそのはずでメンバーの薬物依存問題、メンバー間色恋沙汰泥沼、頑張っても同じ時代のNIRVANAやPearl jamのように注目されない事への重圧などで疲れ切ったBilly Corganが、
今日は最高の日(皮肉)=これ以上悪くなる事はないだろう=だから明日自分はこの世にいない
という意味を込めた決意の曲だと後から知った
ヒットしてよかった

The New Year The End's Not Near for kakunte

あけましておめでとうございます。
まさに今日聴けと言わんばかりなバンド名の
The new year2004年のセカンドアルバムからの1曲。

ピアノとギターから始まって徐々に音数が増えてゆく幻想的なアンサンブルとけだるいボーカルが美しく、スティーブアルビニ録音特有の生々しいサウンドともマッチしてて素晴らしい。

寒い日の深夜に聴くスロウコアは沁みますな。

Big Black Bad Penny for kakunte

˚✩*初投稿˚✩*
でこのジャケットとアルバムタイトルはどうかとは思うが、これが私にとってのマスターピース!
nirvanaや近年ではcloud nothingsのレコーディングエンジニアとして有名な
Steve Albiniが80年代に活動していたバンドで、
ギターで人でも斬りつけそうな殺伐とした音だ。
かっこいい!
次回以降、長年追い続けてるアルビニ録音音源もポストする機会があるだろうけど最初に言っておく。
レコーディングエンジニアとしての前にプレイヤーとしてのアルビニ先生が好き!