hanahana
はな
誰かを想うあまり我が身を削っているような感覚が この曲には詰まっている。
自分の脆さ、拙さにもがき苦しんでいるのに
不思議とあたたかく、時に空っぽになる。
一音一音が丁寧に空気中へと溶け込みひとつの空間を形成する中を大くんの少しハスキーなボイスが花びらのように舞う。
この曲がいつも私の心を包み込んてくれている。
好きになりたいのになれなくて苦しんで
失恋したみたいに悲しかった。
趣味も波長もぴったりでふたりでならどこへでも行ける、そんな無敵な存在だったのに
お互いの好きが違うものだと分かってしまったら
もう離れるしかなくて。
今、元気にしてますか。
一緒にいたとき
あなたの存在に救われていたことを
ありがとうって言えなかった。
それが心残りです。
たまにこの曲に戻ってきてしまう。
君にあげたいことと
君が喜ぶことの間に
素敵な言葉があればいいな
素敵な言葉を見つけた。
猫がなくみたいにないて
鳥がなくみたいにないて
花が咲くみたいに咲いていたい
僕も
思わず口ずさみたくなってしまう。