Chooning
神楽坂の中華料理屋で「本日は上海蟹が入っております」と案内され、なすがままに注文。注文してから考えてみると、上海蟹を食べるのはこれが初めてだった。 上海蟹は想像より小ぶりで、食べづらいものだった。殻から果肉を取り出すのに時間がかかってしまい、そうこうしているうちにどんどん冷めていっておいしさが失われていく。庶民的な育ちの僕には、どうしてこんなものが高価なのか理解しがたかったが、しかし友達と苦戦しながら喋り合っている時間はいい時間だった。「あなたと食べたいよ」というのはこういう時間を過ごしたい、という願いなのかもしれない。
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