昔、ボサノヴァの盤を狂ったように漁っていた20代前半を懐かしく思う。この曲とは何の関係もない事だが、私の両親が彼ら(ナオミ&ゴロー)の音楽のファンだったので一聴してみたのだけれど、これがなかなか貴族趣味満点で良かったんである。
優美なオーケストラ・アレンジは教授(坂本龍一)によるものかな? とにかくクラシカルな意匠がどの曲にもあって捨てがたい一枚だった気がする。
ギター担当の伊藤ゴローはソロ名義「ムース・ヒル」というのもあるが、やはり彼はプロデューサー業より本業の方が向いてるような気もする…。ボサノヴァではなく所詮J-POPの範疇でしかない所が残念だけど、そこのあなたどう思います???