この時代に呑まれそうだ
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SPARTA この時代に呑まれそうだ for tamapappa

全編通してここまで不安を吐露するかというぐらいラッパーとしての自身の在り方、家族を守る父親としての姿が生々しく刻まれてる一作

この曲に限らずSPARTAさんの視座って
社会"対"自分みたいな構図じゃなく
社会"の中で流される"自分という感じが常にあって

ラッパーとバンドで形態としては違えど
odolの『DISTANCES』とも非常に近い空気感を感じる

トラックが流麗なのもあってスッと言葉が入ってくるんだけど、その中身はズシリと重い
表現者としての真摯さや誠実さを強く感じるアルバムでした