幼い頃に父の部屋で聴く、サイモン&ガーファンクルが好きだった。
真空管アンプとスピーカーから鳴らされるその音は、世代を超えて愛されるグッドメロディであったし、彼ら特有の温かさと切なさに包まれるようなものでもあった。(余談だが、父はオーディオマニアではなく、電子工作マニアだったため、謎に自作のアンプやスピーカーが部屋にあった…)
Pinegroveはインディーロックでありながら、カントリー味がつよくて、"あたたかさと切なさ"がじんわり響くエモさがある。
これからの秋冬にぴったりなバンドである。もう9月だ。文字通り"あっ"と言う間に、秋のにおいがしてくるのだろうなぁ…