聴く人間が年齢を重ねる毎に泣かせる力が強まっていく曲。
特に親になった今聴くと本当にきつい。
それは年齢と経験を重ねれば重ねるほど
「大人なんて、なってしまえばただの子どもの成体に過ぎない」
「親なんて、なってしまえば『子どもを一番大切にしなければ』と思いつつ我欲を捨てきれない、相変わらずの自分自身」
であることを思い知るからだ。
最愛の女性が命を捨てる覚悟を決めて産んだ子どもを、父である男性は愛せなかった。
しかし父としての自覚があるから子どもに対して罪悪感も責任感もある。
そういうこともきっとあるのだ。
今は本当に良く分かる。