パソコン音楽クラブ,Hakushi Hasegawa hikari for marochicken

「トーフビーツの難聴日記」を読み始めた。
この曲が文中でおすすめされてたので聴いてみた。良い。
まだ2割くらいしか読んでないけどSNSフォローとかしてないのでこの人こんなに繊細なんだ...と初めて知ったり
アラサーになって後輩が増えてくる感じとか年々良い曲書けるようになっていかないとどうしようもないとかいつまで何歳までこの仕事続ける?とか
好きな仕事してるはずなのに何がストレスなんだろうって悩んだり
一緒にして語るのはあれだけど私もデザイナーっていうクリエイティブ職業で、ほとんど同じ歳だから、なんか共感すごくて

繊細じゃなかったらあんなにシンプルで強いメッセージのある曲書けないよなーと...

パソコン音楽クラブ,Hakushi Hasegawa hikari for mayuti

「一番好きなアーティストって何ですか?」
って聞かれてハッとしてしまう。
昔好きだったバンド、
そういえばもう全然聴いていない。
最近は音楽や映画などのエンタメを
インスタントのように消費して
やり過ごしている、そんな自分に気がついてしまった。ラジオの周波数を合わせるような、
カサブタになった気持ちを少しずつ
剥がすようなそんな感覚。

好きだったゲームも惰性でだらだらやってる。
長い年月で色んなコンテンツがどんどん進化して、
自分の心持ちも変わっていく。
きっと疲れている、それは分かってるんだけど
少しずつずれが生じてなんだか
置いてきぼりな気分だなぁ。

パソコン音楽クラブ,Hakushi Hasegawa hikari for k0mach1

細野晴臣さんのインタビュー記事で紹介されていて知った国内のDTMユニット。彼ら自体もYMOからガッツリ影響を受けているみたいです。この曲は Secret Sky Fes でポーターがセトリに入れていて、一気に好きになりました。

彼らの特徴は1990年代に汎用されたような古い音源モジュールをあえて制作に用いていること。それでもリリックがイマドキだったり、ボーカルが今をときめく長谷川白紙さんだったりと、そのアンバランスさによって彼ら独特の世界が形成されているなと思います。

彼らの活動の経緯や音楽性に関するインタビューもユルユルすぎてすごく面白いので是非読んでみて欲しいです 笑。